この記事は、2019年7月の北海道旅行について書かれたものです。
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大沼公園駅からスーパー北斗13号に乗車し、やってきたのは南千歳駅。定刻では17:07着ですが実際に着いたのは1分遅れの17:08。スーパー北斗は走行距離長くて駅での停車時間が短くて単線区間を走行するから、遅れ10分までだったら平常運転と同じようなものかな。
同じホームにやってくる快速エアポートに乗り換え、新千歳空港へ。南千歳駅は千歳線上り、千歳線(支線)上り、石勝線下り、千歳線下りの4方向に向かう列車が発着する、交通の要衝となっています。2020年3月13日までは、新千歳空港から来た快速エアポートと下りの追分・帯広・釧路方面の特急あるいは上りの苫小牧・東室蘭・函館方面の特急が原則として同じホームに停車し、対面乗り換えできるように配慮されていました。その逆も然り、函館や東室蘭から来た下りの特急あるいは釧路や帯広から来た上りの特急から、新千歳空港行きの快速エアポートへ対面乗り換えすることも基本的には可能でした。
ですが、これらの列車が同一ホームに停車し対面乗り換えを可能にすると、南千歳駅北側のポイントで平面交差が発生し、ダイヤ上のネックとなります。2020年3月14日からは日中の快速エアポートが毎時4本から毎時5本に増発されましたが、それに合わせて先ほど述べたような快速エアポートと特急の対面乗り換えは原則不可となりました。よって、乗り換えには跨線橋を通ることとなります。
新千歳空港まではおよそ3分。地下区間の若干うるさい走行音を聞いているとあっという間に到着。
ホームから改札口に上がって、改札を出ます。
さて、この出場をもって今回の鉄道旅は終了となります。6日前の12:10に新千歳空港駅に入場してから17:17に出場するまで、約150時間の長い鉄道旅でした。そこそこ長い期間旅をしましたが、誰かが出口で迎えに来ている訳でもなく、なんだかあっさりとした終わり方でした。ちょっと旅を締めくくるには物足りないなぁ。
ANA78便の出発は定刻で19:30。出発1時間前には保安検査場を通過したいので、制限エリア外でのんびりしている時間はありません。
3Fに来てお店を探しますが、ジンギスカンを食べる時間は無さそうなので、何となく目に付いた店でパスタを食べます。
パスタに使われている小麦が青空の十勝平野を想起させる、と言えば大げさかもしれませんが、とにかく美味しかったです。また、店内の雰囲気が落ち着いていてgood.
CTSに限らず、空港内は観光地価格と言わんばかりの若干攻めた価格設定の飲食店が多いですが、このパスタは994円(2020年7月時点)という1000円を下回る値段で食べられました。それと、カツレツ自身パスタとトマトとチーズの組み合わせが好きなので、若干忖度して満足度は★★★★☆。
若干急いで夕飯を済ませたら、お土産を買いにANA FESTAへ。家族や友人に渡す分と、帰宅後カツレツが食べる分のお菓子を購入。
白い恋人9枚入りを6つ、じゃがポックル10袋入りを1つ、ロイズの生チョコレートをオーレ1つとオレンジ&マンゴー1つ、マルセイバターサンド30個入りと10個入りを1つずつ、保冷BOXを1つでお会計は12,103円。
ちょっとした「爆買い」のようなものでしたが、店員さんが手際良く袋に詰める様は見ていて感心します。流石はプロとでも言うべきかな?
保安検査場を通過して、制限エリア内にある椅子に座って搭乗が始まるのを待ちます。この日は使用機到着遅れにより、機内に案内されるのが少し遅くなるということでした。
19:30頃に搭乗が始まります。ANAマイレージクラブの平会員で普通席利用のカツレツは、搭乗順が一番最後のGroup 4。あまり早く並んでも仕方がないのでタイミングを見計らって8番ゲートの列に並びます。
2020年10月現在、SFC会員やダイヤモンドサービスメンバーなどが受けられる優先搭乗サービスは一時的に中止となっています。去年7月に撮られたこの優先搭乗の写真は、今となっては懐かしさを感じさせますね。
搭乗率は90%を超えているようでした。もしかしたら満席だったかも?
搭乗率が高いと機内では収納棚のスペースの争奪戦が発生します。先ほどカツレツが買ったお土産の写真がありましたが、この日のカツレツは大きめのお土産の袋1つ、リュックサック、スーツケースの3つを機内に持ち込みました。リュックサックは座席下に収納しましたが、残り2つは棚に収納しましたが、他の人のスペースを圧迫してしまったなと反省しています。
また、現在のコロナ禍において、荷物の収納に時間がかかると乗客が滞留して密になりやすいので、ANA Care Promise などのWebサイトで事前に手荷物を預けるよう案内されています。
新型コロナ対策 空港や飛行機内のマスク着用等のお願い | ANA
さて、飛行機のドアが閉まると夜間フライトのはじまりはじまり。基本的に夜のフライトだと外が暗いので窓側の席を予約するメリットはそこまでないのですが、離陸直後や着陸直前など低空で飛んでいる時は空港周辺の夜景を楽しむことが出来ます。滑走路に設置されているカラフルなライトも見ていて楽しいです。
ただし、外は暗く機内は明るいので、外の写真を撮ろうとするとどうしても映り込みが発生してしまいます。
約1時間半のフライトを終え、21:18頃羽田空港に到着。事前に手荷物を預けていないので、飛行機を降りてそのまま到着ロビーへ向かいます。
やっと羽田に戻ってきました!カツレツにとって一番馴染みのある羽田空港第2ターミナルの到着ロビーに来ると、旅行も終わりなんだなということを肌で感じます。
では、羽田空港第2ターミナルに到着したところで、今回の「北の大地で鉄道旅」シリーズは完結とさせていただきます。2019年8月からこのシリーズを連載してきましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
編集後記
こんにちは。カツレツです!
やっと完結しました...! 2019年8月29日にPart1を投稿してから2020年10月12日にPart36を投稿するまで、411日間を要しました。かなり長かったです...
時々失踪しかけて投稿頻度が落ちる時もありましたが、途中で打ち切らず最後まで記事を書きました。現在は何とも言えない達成感をかみしめています。
今後の予定ですが、少し前の記事で予告したとおり、しばらくブログでの活動を中断しようと思います。詳細は伏せますが、2020年度下半期が始まってから中の人が忙しくなり時間的余裕がもう無いので、来年3月頃までブログをお休みすることとしました。
なお、現時点で来年4月以降の予定は未定です。次の旅行記シリーズを楽しみにされていた方にはご迷惑をおかけしますが、しばらくお待ちください。
おまけ
2019年7月の旅行では、わがまちご当地入場券を24枚、4080円分購入しました。また、2020年4月には郵送販売が実施された札沼線記念入場券を5枚、1000円分購入しました。
2020年度第1四半期のJR北海道の収支は営業収益が70億6000万円、営業費用が289億7900万円と、コロナ禍で以前より厳しい経営であることは間違いありません。ですが、このお金で少しでもJR北海道の経営改善に貢献出来たのであれば、一人の鉄道ファンとして嬉しいばかりです。