この記事は、2019年7月の北海道旅行について書かれたものです。
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前回から引き続き、函館観光をします。夕飯を済ませてあるので、就寝時間ギリギリまで夜の街を観光することができます。もっとも夜更かしをすると明日の朝の行程に響くので深夜まで観光するつもりはありませんが
夜の函館観光と言ったら「あそこ」しかないだろうということで、まずは函館市電の函館駅前停留場へ行きます。
ほどなくして、函館どつく前行きの電車がやってきました。函館市電には、谷地頭~湯の川を走る2系統と、函館どつく前~湯の川を走る5系統の2路線がありますが、十字街~函館駅前~湯の川は両方の系統が走るので、行き先を確認せずに来た電車に乗っても問題ありません。
函館駅前を出て数分で十字街に着きます。電車を降りてしばらくすると、お祭り仕様 (?) の車両がやってきました。「函館港まつり」と書かれた車両の上に法被を来た人が乗っていて、ごく小規模のパレードをしているような雰囲気でした。夜で瞳孔が開いていたせいか、電球がとても眩しかったです。
黒船を模したと思われる車両がいましたが、函館(箱館)にも黒船は来たのでしょうか?1853年に浦賀に来て、翌年に日米和親条約で下田と箱館が開港したのは有名な話ですが、補給のために黒塗りの高級車ならぬ黒塗りの蒸気船が来たのかも?
十字街で函館市電の2系統と5系統が分かれるので、線路にはポイントがあり、頭上に見える架線は複雑に交差しています。
停留場に着いたら、スマートフォンのマップを頼りに、函館山ロープウェイの山麓駅を目指します。途中に急な坂(南部坂)があるので足腰の弱い方や荷物を多く持っている方は注意。ちなみに、カツレツが訪れたときは舗装を直す工事をしていて、足下が砂利になっていたのでかなり歩きづらかったです。
坂を上ると、ロープウェイの山麓駅に着きます。
チケット売り場で往復の乗車券を買います。往復1280円の普通運賃(2019年7月時点)は観光地の物価を考えても、少しぼったくり過ぎな気もします。ちなみに、現在の往復普通運賃は1500円。
日没後なので混むかも、と思いましたが待ちは数分で済みました。ロープウェイへの乗車を待つ人の列も想像したよりはずっと短かったです。126人乗りのロープウェイが5分間隔で動いていればすぐに人はさばけるようで何より。
山麓駅から山頂駅までのロープウェイの所要時間は約3分。約25km/hという、やや速いスピードで函館山を登ります。夜は車内が暗いので、窓の近くに立っていると夜景が見えます。
山頂駅に着いたら、展望台の屋上に上がります。山麓駅が空いていたのとは対象的に、展望台は混み合っていました。
写真を撮り終わったらしい人と位置を交替してもらい、人が写り込まないようにカメラを構えます。
距離があるので望遠レンズが必要ですが、函館山から函館駅を撮ることもできます。
トワイライトタイムをとっくに過ぎているので暗くなってしまいました。今度函館山を訪れる時は日没直後を狙いたいですね。
函館山から函館平野や函館港、津軽海峡などを眺めると、やはり函館山は陸繋島なんだなぁと感じます。島と島の間に砂が堆積して砂州となり、その上に市街地ができるなんてすごいなぁ、と皆さん思いませんか?
ちなみに、函館山(御殿山)の標高は334mです。なんでや!阪神関係ないやろ!
ホテルに22時までには戻って日付が変わる前に寝たいので、21時頃に展望台を出発しホテルを目指します。カツレツが山頂から下りる頃には、展望台にいる人もかなり少なくなっていて、帰りもロープウェイの待ちは(ほぼ)無し。
山麓駅に着いたら寄り道せずに函館市電の十字街停留所へ。来た電車に乗ってホテルの最寄りの函館駅前まで行きます。
ホテルのチェックインはすでに済ませてあるので、部屋に戻った後明日に備えて寝ます。おやすみなさいzzz
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