この記事は、2019年7月の北海道旅行について書かれたものです。
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長万部から乗ってきたスーパー北斗12号は、約5分遅れて森に到着。途中に立っていた徐行信号機で減速したせいか、乗るときよりも遅れが増大していました。

森駅は函館本線のみが通る駅ですが、駅名標からも分かる通り分岐駅でもあります。八雲・長万部方面の函館本線下り、駒ヶ岳・大沼公園方面の函館本線上り、渡島砂原・鹿部方面の函館本線上りの3方向の列車が発着します。


2番ホームには、運転士向けと思われる注意喚起の看板があります。また、2番、3番ホームそれぞれに、駒ヶ岳方面と渡島砂原方面の出発反応標識がありました。

なお、函館本線の森~大沼間で、渡島砂原・鹿部を経由するルートを特に「砂原支線」と表す場合があります。
ホームのの北側には留置線があります。あまり使われていないのか、雑草が生えていたり錆びたりしている線路もありました。
留置線の奥には噴火湾が見えます。駅名は「森」なので、山の中に駅があるのだろうかと想像していたのですが、実際には海が見えるのでなんだか裏切られた気分です。
海上には「明治天皇御上陸地」と彫られた碑があります。線路に立ち入ることは出来ないので近づけないのが少し残念。

この時は、キハ40 1804とキハ40 1803の2両が留置線にいました。後述しますが、この2両は入換をした後に2番・3番ホームにやって来ます。
しばらく写真を撮った後、ご当地入場券を買うために駅舎の方へ向かいます。
主に上り列車が発着する2番・3番ホームから駅舎へ移動する時は跨線橋を使います。目線が高く、遠くまで見通せるので、眺めはそこまで悪くありません。
北には海が、東には駒ヶ岳が、それぞれ見えます。
先ほど留置線にキハ40が2両留置されている話をしましたが、その2両のうち1両、キハ40 1804は2番ホームに入線しました。こちらは森16:09発の4836D 駒ヶ岳・大沼公園経由 大沼行きとなります。

一方、 もう1両のキハ40 1803は3番線ホームに入線しました。こちらは森16:07発の5884D 渡島砂原・鹿部経由 函館行きとなります。

4836D(大沼公園経由)と5884D(渡島砂原経由)の2列車は発車時刻が2分しか変わらず、番線こそ違うものの同じホームから発車するので、誤乗には注意が必要です。
なお、4836Dは森を16:09に出発し、終点の大沼に16:55に到着します。一方、5884Dは森16:07発、途中の大沼は17:05着、終点の函館は17:42着です。4836Dに乗っても大沼で5884Dに乗り継げるので、大沼~新函館北斗~函館の各駅へ向かう場合はどちらの列車に乗車しても大きな差はありません。ちなみに、大沼公園・新函館北斗・五稜郭・函館の4駅へは、森16:28発の北斗14号が先着します
誤乗しないようにサボ(行先標)と車内放送を念入りにチェックし、5884Dに乗車して渡島砂原・鹿部経由で函館を目指します。ワンマンの自動放送が誤乗のないように渡島砂原経由である旨をはっきり案内していたのが印象的でした。
今回の記事は短いですが、きりが良いのでここで終わります。次回もお楽しみに!
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おまけ

5884Dの発車を待っているときに撮影しました。堤防の上で休憩している鳥の姿を時々見たのですが、何の鳥かさっぱり分かりませんでした。バードウォッチングをされる方は鳥の種類を見分けることぐらい朝飯前なのでしょうか?
あとがき
こんにちは!カツレツです。
新型コロナウイルス感染症が少し落ち着いてきたようで良かったです。外出自粛が要請されなくなり、気軽に旅行できる日々はそう遠くないでしょう。(第2波、第3波がどうか来ませんように...)
さて、今週か来週に、「北の大地で鉄道旅」シリーズとは別の記事を投稿する予定です。はてなブログには「お題」というものがあり、記事を書くときのテーマを勝手に示してくれます。旅行記ばっかり書いてて正直飽きたので、この機能を試してみようかなと思います。