カツレツーリスト

乗り鉄&マイラーのカツレツが書いた旅行記です

北の大地で鉄道旅 Part25 函館本線「山線」

この記事は、2019年7月の北海道旅行について書かれたものです。

 

前回の記事はこちら↓

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 Part25は小樽駅からスタート。

 

 10:53発の普通列車に乗って、倶知安まで行きます。

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1936D 普通 倶知安行き

 列車は、キハ40形1両+キハ150形の2両編成です。この日は小樽で真夏日となり、とにかく暑かったので冷房が付いているキハ150形に乗車。キハ40が好きな鉄道ファンも大勢いると思うけど、カツレツはどちらかというと新車が好きだし、真夏日に非冷房のヨンマルには乗りたくないよ...

 2020年3月のダイヤ改正で山線にH100形が投入されたので、今後は夏の暑い日でも非冷房の車両に乗る必要はありません。同時にキハ40形とキハ150形が消えたので、上の写真のような光景を見る機会は皆無でしょう。

 

 

 「山線」と呼ばれる小樽~長万部の区間ですが、小樽~倶知安を走る列車が比較的多いの(12.5往復)に対して、倶知安~長万部ではわずか4.5往復しかありません。同じ山線とはいえ、倶知安を境に大きく様子が変わります。

 小樽~倶知安では、快速ニセコライナーなど札幌方面へ直通する下り列車が1日2本設定されるなど、比較的札幌圏との結びつきが強くなっています。小樽~余市までは列車内が混んでいることも少なくなく、単線非電化とはいえ2両、3両編成の普通列車が走るのに十分な数の乗客がいます。上りニセコライナーが倶知安止まりで、ニセコ駅まで来ないのはナイショ

 一方、倶知安~長万部では、単行(1両編成)の列車が走り、列車本数も少なくなります。ニセコなどの観光地を経由するとはいえ、同区間の輸送量は決して多くはなく、廃線となる可能性はゼロとは言えない厳しい状況です。

 

 特急北斗や貨物列車が走る「海線」(千歳線・室蘭本線)に対して、普段は数少ない普通列車しか走らない「山線」ですが、存在価値がないというわけではありません。地元の方が鉄道を利用している様子はカツレツが実際に現地で確認してきましたし、2000年に有珠山が噴火した時は特急列車・貨物列車の迂回ルートとしての役割を確かに果たしました。

 今後も山線が鉄道としての使命を果たし続けられることをカツレツは願い、そのためにカツレツはできる限りのことをしようと思います。

 

 

 旅行記のはずが、脱線して山線について語り始めてしまいました。失敗失敗。旅行をしたことで路線存続に対する危機感を強く抱いた、という点では話の内容的にそこまで脱線していないと思うのですが... いえ、確実に脱線していましたねw

 

 2両編成の普通列車は予想以上に混雑していました。ボックスシートが埋まっていたので、仕方なくロングシートに座ります。混んでいる車内にスーツケースを持ち混むのは気が引けました。

 車内放送は、よくあるワンマン列車の日本語のみの自動放送とは異なり、日本語と英語の2か国語でした。そういえば、私以外にも外国人と思われる観光客がいたようなきがします。今後はインバウンド需要に応じるため、自動放送・車掌の放送問わず外国語が増えていき、日本語オンリーの放送がレアになる日も来るのでしょうか。

 

 終点の一つ手前、小沢駅で小樽行きの1937D列車と交換します。向こうもキハ40+キハ150の編成でした。

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小沢駅で1937Dと行き違い

 

 倶知安駅の手前で、塗色されたモーターカーを見つけました。虹色ではありませんが、それに近い色に塗られていてノースレインボーエクスプレスを思い出します。

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モーターカー

 

 

 12:10、定刻通り列車は倶知安に到着。

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 いつも通り、ご当地入場券を購入。

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倶知安駅のご当地入場券


 この後倶知安始発の長万部行き列車に乗りますが、少し時間があるので駅の外に出てみます。

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倶知安駅

 2031年にはここ倶知安に北海道新幹線が通り、駅が設置されます。新幹線が開通するのに合わせて駅前に新しくバス乗り場を整備し、世界的なリゾート地ニセコまで観光客を運ぶのでしょうか。そんなことを想像しながら、寂しい駅前と亀裂の入ったアスファルトを眺めたりします。

 

 駅を出て右に進むと、何かの像があります。子供が遊んでいるようにも見えますが、水を飲むための蛇口が設置されていることを考えると、像というよりも公園の水飲み場に近いのかも?

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 数分したら駅舎に戻ります。駅の中で何かがドンドコ鳴っているなぁと思い周りを見渡してみると、羊蹄太鼓というものが放送で流れていることが判明。駅構内で発車メロディ、視覚障害者のための音サイン(駅の入り口で聞こえるピンポーンや、階段付近の小鳥の声など)が鳴っているを聞いたことはありますが、太鼓の音が聞こえる駅はかなり少ないのではないでしょうか?

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太鼓の音が聞こえてきました

 

 改札口で北海道フリーパスを提示してホームに向かいます。ホームには、小樽駅の鐘より小さいものの、「むかい鐘」があります。

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倶知安駅の改札口

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ミニチュア版の「むかい鐘」

 写真に写っている文字が読みづらいので、以下に記します。

この鐘は、小樽駅にある「むかい鐘」を基にデザインしたミニチュア版です。

 

 鐘は、明治から一九六五年頃まで、列車到着の予報として、上り列車には二打、下り列車には三打と決めて鳴らしていました。人々は、いっぱいの荷物を担いでホームへ急ぎ、出迎えの人や行商人で活気に満ち、旅のすべては、この鐘の音を聞くことから始まっていました。

 今回北海道鉄道一二〇周年を記念し、「鐘」が、鉄道と人と人の心をむすびつけることを願って複製しました。

 

 

 倶知安から長万部までは1時間32分。座りたいので発車の10分前に乗車口に並びます。ですが、既に数多くの乗客が並んでいて驚きました。

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 倶知安を出ると左手に羊蹄山が見えます。羊蹄山は山地や山脈の一部ではなく、富士山と同じ独立峰なので、遠くからでもその姿がはっきりと分かります。

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写真右奥に羊蹄山が見えます

 

 ニセコ駅ではかなりの方が下車します。ニセコ観光はほとんどバスか自家用車だと思っていたので、鉄道利用者がちゃんと存在することに嬉しくなりました。

 ニセコ駅を出てすぐ、進行方向左側にSL(9643号機)と、赤い転車台が見えます。今後ニセコ駅前にSLだけでなくニセコエクスプレスの車両が一部展示されるそうなので、いつか訪れたいです。

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転車台とSL

 

 

 小樽駅を出て3時間余、長万部駅に到着。ここで室蘭本線(海線)と合流し、山線の旅はこれにておしまいとなります。

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あとがき

 11日ぶりですね。こんにちは、当ブログ管理人&執筆者のカツレツです!

 

 突然ですが、皆さんPagesやWordなどのワープロソフトで文書を作成するとき、ファイルのバックアップ・上書き保存はこまめにしていますか?文書に限らず様々なファイルを作成する時にも重要なことですが、データが消えた時に備えて、こまめに保存をしましょう!

 私がこの記事を執筆している途中、突然Chromeが終了してしまい、約2時間かけて作業していたデータがお亡くなりになりました。Chrome落ちた日本◯ね なので、一度書いた文章を書き直すはめになり、危うく記事の公開が遅れるところでした。

 はてなブログで記事を編集する時、記事編集画面でCommand + S、もしくはCtrl + Sを押せば、(インターネットに接続されている場合に)下書きが保存されます。保存が終わった後もすぐに記事の編集を再開できるので、今回のような悲劇を二度と起こさないためにも10分に一度を目安に保存するようにしました。

はてなの公式ブログへのリンク↓

記事編集画面でキーボードショートカットでの下書き保存を可能にし、保存後も記事編集画面で書き続けられるようにしました - はてなブログ開発ブログ

 

 

 前回の投稿から少し間隔があいたので、近況報告をします。

 外出自粛が続き、外出する機会が減ってきたので、NHKの「みんなで筋肉体操」で筋トレを始めました。

 5分間(もしくは10分間)の番組の途中に挟まれる1分間の休憩が至高の時間に感じられるほど、普段運動する機会が少ないカツレツにはハードなトレーニングをするので、翌日は筋肉痛になります。記事を書いているときも、少し太ももが痛いです

 

 以前はランニングをしたり、散歩をしたりと、屋外で運動していました。ですが公園や街中に大勢の人が集まることが多くなってきたので、外出は3~4日に一回に減らして、原則自宅にいます。

 心置きなく外出ができる日常が早く戻ってきて欲しいですね。

 

 

今回は「山」が登場しましたが、次回は「海」が登場します。お楽しみに!
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