カツレツーリスト

中の人の心の声が聞こえてくる旅行記

2023年1月23日更新
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北の大地で鉄道旅 Part23.5 閑話:撮り鉄@新札幌駅

この記事は、2019年7月の北海道旅行について書かれたものです。

 

前回の記事はこちら↓ 

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  フラノラベンダーエクスプレスに乗って札幌に到着後、小樽から来たエアポート174号に乗って新札幌へ向かいます。夕方の時間帯ということもあってか、スーツケースなどの大荷物を持った観光客よりも通勤客や地元の方が多かったです。

 それにしても、快速エアポートって一日中混んでいるイメージがあるのですが、気のせいでしょうか?

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札幌駅6番線ホームは混雑しています

 

 小樽始発のエアポート174号の自由席に、整列位置の後方に並んでいたカツレツが座れる訳もなく、ドアの近くに立ったまま目的地に着くのを待ちます。

 新札幌までは8分しかかかりません。進行方向左側に見えてくる苗穂工場や、平和付近で函館本線の線路と離れるのを眺めていれば、あっという間に到着します。

 

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 この新札幌駅、実はそこそこ有名な撮影地なのです。何でも臨時列車が走る時は一眼レフやミラーレス一眼を持った方が集まるという噂が。(私が撮影した時は一人ぼっちでしたが)

 

 基本的には、下りホーム(2番線)の札幌寄りから、733系などの上り列車を撮影することになります。

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2番線ホームの札幌寄り (広角)

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2番線ホームの札幌寄り (望遠)

 上の写真を見ればお分かりの通り、標識が邪魔なので500mm程度の望遠レンズを使わないと列車が綺麗に撮れません。その代わり、望遠レンズを使えば、勾配を登った後に橋を渡っている上り列車を直線で撮影できます。一応焦点距離足りなくてもトリミングすればOKですし、人によって撮りたい構図は違うと思いますが、ご参考までに。
 望遠レンズを使う関係で、どうしても奥行きが感じにくくなります。(圧縮効果と言うらしいです) なので、線路の勾配がより急になっているように見えます。

 

 

 まずは、旅行5日目の夕方に撮った写真から紹介します。

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1792M 普通 千歳行き

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1792M 普通 千歳行き

 721系のF-3017編成とF-5編成でした。札幌方面ばかり向いて撮影していても面白くないなと思い、千歳方面を向いて撮影してみましたが、標識が写り込んでしまいました。

 上の写真(札幌方面を向いて撮った写真)は車両の側面に夕日が差していて幻想的かも。

 

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3962M 快速エアポート176号 新千歳空港行き

 733系3000番台は快速エアポート用の車両として使われることになっていて、4号車のuシート以外の座席(自由席)はロングシートになっています。

 自由席がロングシートでデッキが無いのは賛否両論あるかと思いますが、混雑緩和や乗降時間の短縮に貢献しているので私は賛成派です。721系の転換クロスシートの窓側に座っていて途中駅で降りる時にかなり苦労した経験があるので、走行距離の短い快速エアポートの自由席はロングシート/エアカーテンで十分だと思っています。通勤電車に転換クロスシートとデッキは不要かと。

 

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1009M 特急すずらん9号 札幌行き

 特急すずらんには785系と789系1000番台が充当されます。両形式とも共通運用となっていて、どの車両に出会えるかは当日のお楽しみ。

 2番ホーム札幌寄りからは下り列車を撮影しにくいです。列車との距離が近すぎるというのもありますが、余計なものが数多く写り込むので、車両そのものを撮るには向かないかもしれません。

 

 

 次は、旅行6日目の朝に撮った写真です。5日目の夕方とは光線状態が変わっています。

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1740M 普通 千歳行き

 こちらは733系0番台です。快速エアポート用の3000番台とは異なり、3両編成でuシートはありません。普通列車として使われています。

 731系と異なり、ドア付近のステップが無くなっています。

 

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3870M 快速エアポート86号 新千歳空港行き

 721系の快速エアポート用の車両です。先述の通り、自由席にも転換クロスシートとデッキがあります。そして、何故か窓が汚いです。733系などの比較的新しい車両は綺麗な場合が多いのですが...

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4003D 特急スーパーおおぞら3号 釧路行き

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4003D 特急スーパーおおぞら3号 釧路行き

 煙突から白煙が上がっていますね(^_^) 架線や碍子(がいし)などの電車のための設備と、気動車の煙やエンジン音が共存しているのは北海道らしいですな(^o^)

 個人的に好きな車両の一つ、キハ283系です。2013年11月から最高速度が130km/h→110km/hへ引き下げられたので、車体を大きく傾けながら高速でカーブを通過する光景は過去のものとなってしまいました。

 北海道の特急で振り子を搭載するのはこの車両が最後となる気がします。安全第一とはいえ、振り子特急好きだったんだけどなぁ... 

 

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3872M 快速エアポート90号 新千歳空港行き

 前日に撮った快速エアポート176号と同じ編成でした。日中は周りが明るいので、前照灯や種別を表示するLEDが目立ちません。

 

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1742M 普通 千歳行き

 キハ201系と連結することもある電車、731系です。ドア付近に段差があるので乗り降りの際はお気をつけください。

 かつて車体傾斜をしていたキハ201系と同様、側面上部が内側に傾いています。731系は電車、キハ201系は気動車ですが、両者とも併結運転をするために仕様が細部まで共通化されています。

 

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32D 特急スーパーとかち2号 札幌行き

 今後の都市間輸送の中核を担うであろう、キハ261系1000番台です。半径600mのカーブ(本則90km/h)を140km/hで通過出来ると噂されたキハ285系が開発中止となったことにより、比較的コストパフォーマンスに優れたキハ261系が今後の主力となるそうです。

 撮影当時は、連続テレビ小説「なつぞら」のステッカーを貼付した車両が走っていました。「なつぞら」は十勝が舞台となっていたので、十勝を走っているスーパーとかちとコラボしたのでしょうか。列車名に「そら」を冠する「スーパーおおぞら」にはステッカーは貼られていませんでした

 

 

 

次回の記事はこちら↓

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あとがき

 こんにちは!カツレツです。

 まずは、記事の公開が遅れたことをお詫びいたします。今後の旅行記の制作については、4月5日に投稿した記事をご覧ください。

 

 今回の記事は、写真を撮ることに重点を置いているため旅行記の本筋から外れること、Part23と24の中間に位置づけられることから、Part"23.5"として投稿しました。

 今までの記事は、列車に乗っている様子に焦点を当ててきたものが多いですが、たまには今回のように変わった記事を作るのもありでしょう。

 

 

 緊急事態宣言が発令されるような情勢なので、読者の皆様も身体的な健康だけでなく精神的な健康にも気をつけ、可能な限り家で過ごしてください。

 ストレスを溜めないようにするのは難しいですが、デマなどで必要以上に神経をすり減らさないようにスマホやSNSから距離を置いてみたり、運動してみたり、友人や家族と直接会うことが出来なくてもFaceTimeやLINEで通話してみると良いかもしれません。

 

今回はここまで。次回もお楽しみに!
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