カツレツーリスト

乗り鉄&マイラーのカツレツが書いた旅行記です

2020年11月23日更新
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北の大地で鉄道旅 Part23 フラノラベンダーエクスプレス

最終更新日:2020.4.8

この記事には、2019年7月時点の情報を元に書かれている箇所があります。

 

前回の記事はこちら↓

北の大地で鉄道旅 Part22 回送列車を連結した普通列車 - カツレツーリスト

 

 

 

 

 

 

 Part23は旭川駅からスタート。

 約11分遅れのライラック15号で旭川駅に来ました。もともとカムイ17号で14:25旭川着の予定だったのが、深川駅で乗り換える列車を変更したことにより到着が早くなったのは前回Part22の記事で説明した通りです。

 次に乗る列車は富良野線の普通列車で、これで富良野に向かいます。

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731D 普通 富良野行き

 先述の通り旭川に早く到着したので、15:33発の733D列車ではなく13:46発の731D列車に乗ることにしました。

 

 昼食を摂っていなかったので、駅弁を買います。サロベツ1号が発車してホーム上から撤収しようとしていた駅弁屋のワゴンを止めてもらいました。

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 食べる場所がなかったので列車内で食べようと思っていたのですが、予想以上に富良野線の列車が混んでいて、ボックスシートの向かいにも隣にも人が来ました。外国人観光客が多い車内で半ば申し訳なさそうに食べていたので、味がよく分かりませんでした。

 駅弁は特急列車のクロスシートに座って大型テーブルの上で食べるのが様になる気がします。普通列車のボックス席で食べてはいけないと言うわけではありませんが、車内が混んでいる時には控えた方が良いのではないでしょうか。弁当を食べるのにそれなりのスペースが必要ですし、膝の上に弁当を置くと食べる時の姿勢が辛いです。

 

 乗車した7月下旬はラベンダーの見頃でした。フラノラベンダーエクスプレスの名の通り、富良野エリアでは各地でラベンダーを栽培していて、数多くの観光客が訪れます。臨時駅であるラベンダー畑駅が営業したり、臨時列車のふらの・びえい号や富良野・美瑛ノロッコが運転されたりするのもこの時期です。

 ラベンダー畑や中富良野で多少人が降りたものの、終点の富良野まで車内が空くことはありませんでした。皆さん大きなスーツケースを車内に持ち込んで、人数分以上のスペースを占有していました。そりゃあ混むわけだよ... ホテルに預ければ良いのに... (私が言えたことではありませんが)

 

 列車が富良野に近づいてくると、雲行きが少し怪しくなって来ました。この後根室本線に乗るのですが、一度根室本線に乗ろうとしたら大雨で運転見合わせになった経験があるので、再びそのようなことが起こらないか心配になります。(Part7参照)

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中富良野~鹿討

 

 

 途中で交換する予定の対向列車が遅れた影響で、富良野にはこの列車の定刻より10分遅れて15:05頃に到着。この後、根室本線経由で札幌に向かいます。

 下の写真にもある通り、富良野はテレビドラマ「北の国から」のロケ地です。「北の国から」というと、さだまさしさんの曲「北の国から~遥かなる大地より~」を思い浮かべる方も多いはず。思わず歌いたくなってしまいます。メロディーだけではなく、シンプルで特徴的な歌詞も私のお気に入りです

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富良野駅

 

 私の予定では当初富良野駅に16:43に到着する予定でしたが、実際には1時間40分ほど早い15:05頃に到着しました。本来ならばここから富良野16:51発のフラノラベンダーエクスプレス4号に乗る予定でしたが、富良野に早く着いたので15:20発の2号に乗ることにしました。

 16:51発の4号はノースレインボーエクスプレス車両で運転される予定だったので、進行方向最前列の席を確保していました。この車両は北海道で前面展望が楽しめる数少ない車両なので少し楽しみにしていたのですが、引退が近づいていたクリスタルエクスプレス車両で運転される2号に乗るのも悪くないと思いました。(その後、2019年9月28日・29日にラストランがあり、現在では運用を離脱しています。)

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富良野駅に留置中のノースレインボーエクスプレス

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フラノラベンダーエクスプレス4号の切符

 「フラノラベンダーエクスプレス4号」だと文字数が多くて表示しきれないのか、マルス券での列車名は「フララベンEXP4号」となっています。一目見ただけでは何の列車なのかよく分かりません。

 

 

 跨線橋を渡り、窓口でご当地入場券を買って指定券の乗車変更を済ませたら、2番線に停車中のフラノラベンダーエクスプレス2号に乗ります。

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富良野駅のご当地入場券

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フラノラベンダーエクスプレス2号

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クリスタルエクスプレス


 キハ183系5100番台「クリスタルエクスプレス」は4両編成のリゾート車両で、登場当時は先頭部に前面展望などが楽しめる座席がありました。ですが、2010年1月29日の踏切事故を受け、安全対策として先頭部の座席が撤去され車内に仕切り扉が設置され、その後引退するまでの先頭部には関係者以外立ち入り禁止となりました。

 クリスタルエクスプレス以外にも先頭部に立ち入れなくなった車両は多く、前面展望を楽しむのは難しくなってしまいました。(ノースレインボーエクスプレスとN・NN183系の先頭車の一部の座席では、前面展望を楽しむことが出来ます。)

 

 クリスタルエクスプレスの3号車は2階建てで、2階がボックス席、1階は個室でした。私が確認した限りでは個室は多目的室となっていました。かつては一般に発売されていたのでしょうか。

※以下は札幌到着後に撮影した写真です

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3号車1階の個室は多目的室になっていました


 2号車のドームカーと1号車・4号車の座席はハイデッカー車両となっていました。座席のひじ掛けには昔の名残か、オーディオ装置と思われるものが付いていました。

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 オーディオサービスが実施されていた頃は、座席ポケットにイヤホンが入っていたそうです。私が乗車した時は車内誌の『 THE JR Hokkaido』と、「北海道の列車の旅を楽しむポイント」として、列車内のマナーなどについて書かれたものが入っていました。

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 座席のヘッドレストには、花柄のカバーが付けられていました。茶色や黄土色を基調とした座席の布地には似合わない気もしますが、アピールポイントの一つとしては"あり"だと思います。

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フラノラベンダーエクスプレスの座席

 

 客室の外、デッキには荷物置き場があります。

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 リゾート車両ならではの大きな窓から景色を楽しもうと思っていましたが、発車してから10分も経たずに寝てしまいました。車窓からの景色を紹介出来なくてすみません。

 15:20に富良野を出たフラノラベンダーエクスプレス2号は、約2時間後の17:22頃、ほぼ定刻通りに札幌に到着しました。大雨で運休したりしないか心配していましたが、杞憂に終わったようで何よりです。

 

 

 

 

次回の記事はこちら↓

北の大地で鉄道旅 Part23.5 閑話:撮り鉄@新札幌駅 - カツレツーリスト

 

 

 

 

 

 

あとがき&補足

 今回は、既に引退したクリスタルエクスプレスの話です。乗車変更する前に確保しておいたノースレインボーエクスプレスの最前列の席は手放しました。この時はノースレインボーエクスプレスの前面展望は諦めましたが、別の機会に前面展望を楽しめたので後悔はしていません。

 

 記事中に「フラノラベンダーエクスプレス」「クリスタルエクスプレス」「ノースレインボーエクスプレス」と、3つの「エクスプレス」が出てきました。それぞれの名称がごちゃ混ぜになって誤解されるのを避けるために、少し話を整理しましょう。

 「フラノラベンダーエクスプレス」は、臨時の特急列車です。札幌~富良野を約2時間で結び、途中岩見沢、滝川、芦別に停車します。

 「クリスタルエクスプレス」は、JR北海道のリゾート車両です。先ほど紹介した通り、2019年9月に引退しました。4両編成で、銀色のボディに緑と青の細いラインが特徴的です。

 「ノースレインボーエクスプレス」は、JR北海道のリゾート車両です。クリスタルエクスプレスよりも後に作られた車両で、フラノラベンダーエクスプレスなどの臨時列車の他、宗谷本線の特急サロベツに代走として充当されることもあります。5両編成で、中間の3号車は2階建て車両となっています。

 語尾が似ていて、知らない人にとっては間違えやすいこの3つの名称ですが、どうぞ誤解の無きよう。

 

 

次回の記事は近日中に公開します。お楽しみに!
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