カツレツーリスト

或る鉄道ファンの鉄分多め(当社比)な旅行記

2021年4月12日更新
最後の定期夜行:サンライズ出雲|黄砂と桜の山陰旅行(1) を投稿
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北の大地で鉄道旅 Part10 様似に着いたらとんぼ返り

最終更新日:2021.4.12

この記事では、原則として2019年7月時点の情報を掲載しています。

 

2021.4.12 追記

 日高本線の鵡川~様似間(高波による被害等で約6年間バス代行となっていた区間)は、2021年4月1日をもって廃止されました。そのため、この記事に登場する駅や路線などの一部は、現存しない場合があります。ご了承ください。

 (2021.4.12 追記ここまで)

 

前回の記事はこちら↓

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 今回のスタートは日高本線の主要駅、静内駅です。

 

 鵡川から乗ってきた代行バス2225便が静内に10:25に着き、そのまま静内10:33発の様似行き代行バス9225便となります。少し時間があるので、荷物をバスの車内に置いて、駅舎を撮影しに外に出ます。

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静内駅

 幟(のぼり)があるので分かると思いますが、駅舎の中にはそば屋があります。時間が余った時に買って、同じ駅舎の中にある椅子に座って食べても良いかもしれません。カツレツは今回の旅行では食べませんでしたが。

 

 さて、鵡川~静内と同じバスに乗って、様似に向かいます。今後列車が走ることは無いなと思いながら赤い鉄橋を眺めたり、鉄が錆びて草がこれでもかというほど生えた線路を見たり、列車が来ないのに踏切を渡る時にバスが一時停止するのを感じたりして、「あぁ、もう列車は来ないのだなぁ」とある種の虚しさを感じました。

 

 バスが静内を発車してしばらくすると、牧場が見えてきます。日高本線沿線に馬の産地があるという情報は事前に入手している訳ではなかったので、ぼーっと車窓を眺めながら、「この地域は牧場が多いのかな」と小学生並みの感想しか思い浮かびませんでした。

  代行バスの車内からカツレツが確認できた馬の牧場は3か所でしたが、後日調べてみると付近に20か所以上はあるとのこと。

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日高本線の代行バスから牧場が見えます

 上の2枚の写真は馬の牧場をバス車内から撮影したものですが、他の動物を飼育している牧場も日高本線沿線にはあります。

 

 

 静内を出て約1時間40分、鵡川から同じバスに乗ること約4時間、やっと様似に到着です!路線バスの車両に長時間乗るというのは、かなり疲れました。帰りは乗り継ぎの関係で鵡川までの所要時間が約5時間を思うと、今日の行程の3分の1も終わっていないのに憂鬱になります。

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様似駅の駅舎

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様似駅のご当地入場券


 この後、静内行きのバスが発車するまで30分あるので、列車の来ない様似駅の周辺で何枚か写真をパシャリ。EOS 80Dのシャッター音はパシャリじゃなくてカシャだとかカタであるとかのツッコミは受け付けていないのであしからず

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様似駅のホームより撮影

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車止めの奥の駐車場より撮影

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ホームの土台を見るのは新鮮な感じがします

 列車が来ない駅を撮影していると、哀愁が漂ってきます。レールが錆び、信号機は消灯し、エンジンの音が聞こえない様似駅は何とも寂しいものです。

 

 さて、こんな場所でバスに乗り遅れると大変なことになるので、さっさとバスに乗り込みます。様似発車時点で、乗客は私含め一桁しかいませんでした。これほどまでに需要がない路線は廃止される他なさそうです。バスが動き出す前に、運転士が乗客の数を記録していたのが印象的でした。

 ところで、代行バスはDMV(Dual Mode Vehicle)ではなく路線バス車両だったので、当然一般道を走ります。道路の信号機と言えば、私は横に3灯つながっているものを良く見ますが、車内からは縦に3灯連なった信号機を見ました。積雪対策でしょうか。

 道路がでこぼこしているのか、バスはかなり揺れます。その乗り心地の悪さはキハ283系の比ではありません。路面がひび割れているのを見ますが、冬に水が凍ったり解けたりを繰り返して、コンクリートが風化しているのかもしれません。

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信号機は縦長で、路面の一部がひび割れています

 

 バスは揺れるので昼寝には適さないのですが、行きで既に長時間バスに乗って疲れ、さらに昨日の疲れが残っていたというのもあり、睡魔に襲われてコックリコックリしてしまいます。リクライニングしない座席に座って寝ていたら時々バスの揺れで窓に頭をぶつけて目が覚め、その後すぐ眠り、また頭をぶつけて目覚める、の繰り返しを代行バス鵡川~様似の往復で、少なくとも10セットぐらいやったのでは、と思うほど眠かったです。

 静内駅ではバスの乗り継ぎが悪く、1時間半待たされました。その間、駅舎の中の椅子に座ってゲームをしたり、リュックに止まったハエ(のようなsomething)を潰そうとティッシュを持って格闘して過ごし、鵡川行きのバスに乗ります。

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静内駅のご当地入場券

 鵡川行きのバスは学生が多く、バスの車内は全体で15人ほどいたと思います。それでも需要は少ない方ですが。駅に付くと乗り降りの様子をガラス越しに見ていたのですが、途中で雨が降って窓が曇り、代行バスにも飽きたので寝ます。

 

 

 バスは数分遅れて鵡川に到着。本当はご当地入場券を買いたかったのですが、券を売っている場所が行きも帰りも営業時間外だったので叶わず。ホームに移動して列車に乗り、苫小牧に向かいます。やっとバスから解放されたー 鉄道旅なんだから出来るだけ列車に乗りたい

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苫小牧行普通列車(2両編成)

 この時は、北海道胆振東部地震による軌道変異の補修の影響で徐行運転をしていました。駅によっては、写真のように看板が設置されていました。

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浜厚真駅に設置されていた徐行の看板

 地震の影響で徐行運転(65km/h)をしていたものの、遅いことに定評のあるキハ40は、代行バスよりは速かったです。徐行運転をしていない苫小牧近辺は私の感覚ですが90km/hくらいで走っていました。浜厚真~勇払で徐行が解除され、そこからはスピードを出します

 それ以外の徐行区間でも、バスと違って信号待ちが無いので、駅間の所要時間は短いように感じます。そもそもバスは最高速度が遅いですし。

 

 

 勇払~苫小牧で回復運転と言わんばかりに力行を繰り返し、2236D普通苫小牧行きは終点に約2分延着。時刻は18時を回り、空はだんだん暗くなってきます。早くホテルに戻って寝たい...

 けど、実際に眠ったのは日付が変わった後の午前1時半頃。旅行中の夜更かしは、疲れが溜まるのでしたくないのですが、現実は厳しいよ... 今晩は昨晩に続いて苫小牧に泊まるのですが、何故こんなに遅くなるんだ?

 

 

⇦ To Be Continued
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編集後記

 お久しぶりです!カツレツです。

 今回でこのシリーズもPart10となりますが、いかんせん6泊7日のボリュームは大きく、記事の数も増えるので、今年中はおろか来年の2月末までの完結は絶望的。最終パートの投稿は来年度になるかもしれません。途中からマンネリ化しそうなので気をつけます。

 このブログは1週間~2週間に一度の更新を基本としています。なので完結が来年度になるかもしれない、つまり今年度の残り4か月は完結しないということは、投稿すべき記事が未だに10記事以上存在するという訳で... お察しください

 

今回もお読みいただきありがとうございました!
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